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  • 長澤 奏喜

ヨーロッパドライブ


レンタカーを借り1時間半を経過したが、いまだ出発した街から抜け出すことができていない状況でした。土地勘がないことにプラスして、帰宅ラッシュに運転時間が重なったこともあり、全然行きたい方向に行けなかったのです。

私の予約ミスでカーナビがないレンタカーを使用してました。地図を用いてルートを見つけだす、至って普通なことなのですが、、、

そもそもレンタカーがくれた地図はスペイン全体が載っている縮尺が大きすぎるものでこの街から抜け出すためのルートがわからず、また地図を買おうと思っても本屋の場所がわからない状態でした。

先ほど巡礼を終え、久しぶりに一息つき、これから次のプロジェクトを頑張ろうと思っていた矢先、気づいたら運転で緊張感の糸が切れそうな状況まで自分が追い込まれていました。

僕はレンタカー屋からもらった縮尺が大きな地図を頼りに、目的地のルート沿いにある街の名前を覚え、標識の中でそれらしき名前があったら車を止め、ルートを再確認するとの作戦をとりました。しかし、標識の中に記載されている街の名前は私が選んだ街の名前はなく、選んだ街の奥か手前のものもあったり、、、一筋縄ではいかず混乱を極めました。

運転開始2時間。

やっとのことで僕がずっと待ち望んでいた高速道路に入ることができました。

しかし、そこからある程度は道なりを走ればいいとわかっていたのですが、どこかのタイミングでまた曲がらないといけません。もちろん、どこで曲がればいいのかは見当もつかず。。。

皆がガンガンスピードを出して飛ばしている中、路駐するのもこわく、とりあえず道なりをずっと走っていました。「また、見過ごすのか?」「今度見過ごせば、元のルートに戻るのは高速道路だから、さっきよりも苦労するのではないかっ?」「すでに曲がらなければならなかったところを見過ごしているかもしれないっ!?」と、ネガティブな気持ちで胸が一杯に。焦りで手のひらがビッショになりながらハンドルを握ってましたが、ここで一つのアイデアが思い浮かびました。

「先ほど地図で見た曲がらなければならない所までだいたい80km。今は100km/hで走っているからザックリ計算すると、約50分に曲がれば大丈夫。」「高速だから分岐も多くないはず。」「大丈夫。落ち着け」と自分に言い聞かせました。

この時点で標識の見方もやっと慣れてきました。運転しながらどこを意識して運転しなければならないか自分なりの方法が作り出されていました。

「ここで曲がるはずっ!」

確信めいたものはほぼないこの状況の中で、この高速の分岐点を右に回ることに自分が発揮できる最大限の集中力をもって臨みました。数km先の標識に目的地の名前があった瞬間、僕は「よしっ!?」と車の中で叫んでいました。

正直、運転は流す程度のものと思い込んでいました。かつてアメリカを運転していたこともあり、海外ドライブ経験者だからなんとかなると思ってましたが、なんともならなかったですね。その時は4名おりかつカーナビも存在していたので。

どんな時も準備の徹底が必要ですね!


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